シワの一般的な対策 [シワの予防]

シワには活性酸素が大きくかかわっています。なかでも強い紫外線による影響が大きいので、UVケアはシワ予防に有効です。


ただ、サンスクリーン剤自体、肌への刺激があります。必要以上に強いサンスクリーン剤を使わないことが肝要ですね。


活性酸素は抗酸化物質によって取り除く(無害化する)ことができます。有名な抗酸化物質としては、ビタミンCやビタミンE、カテキン、アントシアニン、サセミンなどがあります。カテキンやアントシアニンはポリフェノール類に属しています。


これらの中で、ビタミンCは肌に非常に大きな影響を与える物質です。「スーパー美肌成分」と呼ぶに相応しい働きをします。ちょっとリストアップしてみると、


■ 活性酸素の除去 → 肌の老化を防止
■ コラーゲン生成を促進 → シワやたるみの予防
■ コラーゲン分解の抑制 → シワやたるみの予防
■ メラニン生成の抑制 → シミの予防、美白効果
■ メラニンの脱色 → シミ取り、美白効果


などがあります。シワ対策としては、特にビタミンCを中心に抗酸化物質が欠乏しないよう、気を配る必要があります。


また、肌の弾力やハリは主に真皮層にある線維構造によって維持されます。その線維構造を造っているのがコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸です。そして、これらの成分を作り出す細胞が線維芽細胞と呼ばれるものです。


線維芽細胞は年齢とともに働きが衰えるので、だんだん真皮の線維構造を維持することができなくなります。つまり、紫外線などで生じた活性酸素が傷つけ破壊した線維構造を修復するのが間に合わなくなるのです。その結果、シワやたるみが顕在化してしまいます。


ですから、線維芽細胞にはがんばって働いてもらわないと困るんですね。


そこで、線維芽細胞を活性化する成分を補給するというシワ対策が考えられます。実は、線維芽細胞が衰えるのは、FGF(線維芽細胞増殖因子)というタンパク質が減少するからです。このFGFを外部から補ってあげることで、線維芽細胞を活性化することができるのです。


FGFはプラセンタに含まれています。また、FGFを配合したアンチエイジング系の化粧品も増えています。これらを利用すれば、線維芽細胞の働きを若いときに近づけることは十分可能なのです。


また、小じわが成長して本格的なシワになってしまうこともあります。小じわの最大の原因は肌の乾燥です。普段から肌の乾燥対策をしっかり行うことが将来のシワ予防につながるんですね。


乾燥は肌老化の代表的な要因の1つです。シワに限らず、肌のアンチエイジングのために保湿ケアは大事です。



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